
店主からのメッセージ
私は、ごく普通の大手企業に勤めるサラリーマンでした。
お酒が好きで外食ばかり。健康とはほど遠い、独身一人暮らしの生活。
そんな私の暮らしが変わったのは、1年半ほど前のことです。
3ヶ月連続で胃腸炎にかかったり、仕事中に怪我をしたのをきっかけに、
「体を大事にしよう」と、初めて真剣に思いました。
それから食生活を見直し、いろいろな健康的な食事を試す中で出会ったのが ―― せいろ蒸し でした。
野菜の栄養を逃さず、美味しくてヘルシー。
すっかりハマって、4月からは毎日のようにせいろ蒸しを自炊するようになりました。
大量の野菜を切ってせいろで蒸す日々。
気づけば体が軽くなったような感覚があり、周りからも「痩せた?」と言われるように。
そんな様子を時々Instagramのストーリーに投稿していたら、
「すご!」「お店開いて!」と言ってもらえることも。
その時は嬉しく思いながらも、冗談半分で聞き流していました。
――ちょうどその頃、仕事の役職が上がり、責任も増えてメンタル的にも少ししんどくなっていました。
今の会社は社会貢献性も高く、誇りの持てる仕事です。
けれど「安定しているから」という理由だけで選んだ職場で、
このまま人生の大半を過ごして、本当に自分は幸せなんだろうか?という問いが浮かんできたのです。
「自分にとっての幸せってなんだろう?」
「やりがいって、どんなときに感じていたっけ?」
そんな問いに答えを見つけるために、本を読む日々が始まりました。
休日には1冊読むと決め、自己啓発やビジネス、健康の本をひたすら読み漁るように。
そして改めて気づいたことがありました。
「健康であることが、すべての土台なんだ」
美味しいごはんを食べたり、仲のいい友人と笑い合ったり、
そんな日常を楽しむには、まず自分自身が健康であることが前提だと実感しました。
気がつけば、自分でも驚くほどの健康オタクに。
そしてもう一つ、思い出したことがあります。
仕事でやりがいを感じた瞬間。それは、上司やお客様から「ありがとう」と言ってもらえた時でした。
他者に貢献することこそが、自分のやりがいだったのだと気づいたのです。
そのとき、ふと思い出しました。
「ぶんちゃん、お店開いてや!」と、何気なく言ってもらったあの言葉。
もし自分が、普段からやっている美味しくてヘルシーなせいろ蒸しで、
誰かの健康を支えられたら ―― それってすごく幸せなことなんじゃないか?
自分にしかできないことで誰かを幸せにできる。
そう思ったときには、もう自然と身体が動いていました。
もちろん、文章では語りきれないことがたくさんあります。
でも今、私ははっきりと「やってみたい」と思っています。
人には寿命があり、体力・時間・経済的にチャレンジできる“ゴールデンタイム”は
25〜35歳だと言われています。
私は今、29歳。
「今しかできないことは、今やらないと後悔する」
そう決めて、私はこの一歩を踏み出しました。
自分が幸せになるために、みんなを健康で幸せにしたい。
その想いを、「せいろ蒸し」というかたちで、これからたくさんの人に届けていきたいと思っています。
店主 ぶんちゃん
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